【「飽きっぽい」を克服しよう!】英語学習継続に生かす脳の使い分け

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みなさんが英語学習で一番苦労している悩みの一つ、
「継続しない・・」
英語力の習得だけでなく、
何事もある程度身につけるためには継続が大前提である事は否めません。


そして、多くの皆さんが‟飽きっぽい”自分を何とか克服しようと取り組んだ経験がある事も知っています!何を隠そう、私もその一人笑。
何度も挑戦しては3日持てばいい方・・的な経験を繰り返して来ました。

そしてその度に「あー、また続かなかった・・」
という失敗体験だけを積み重ねる事に。
英語学習だけでなく、ダイエットや早起き等々・・。
同じ経験を繰り返す事によって、
自分に対して「私は何をやっても続かない」とラベリングをしてしまっていませんか?

併せて読みたい:【自分のラベリングを変えよう!】新しい自分を創造して成功する

この自分自身に貼ってしまったラベルをチェンジするために、何とか“継続”という体験が欲しい!

という事で、今回は‟継続”の宿敵である
「飽きっぽい」傾向の改善について、科学的情報から考察して行きましょう!

We can do it if we determined!

結論:「右脳」と「左脳」を使い分ける!

今回は「Psychophysiology」というジャーナルに掲載されている原文を元にまとめられた医療系サイトを参考に進めて行きます。
参考サイト:Medical News Today
研究原文:Over and over again: Changes in frontal EEG asymmetry across a boring task

この研究によって提唱されている
「飽きっぽい」を克服するカギは、

‟より左の前頭部を使う事を意識する事”

です。

簡潔に言うと、‟何でもない作業(仕事や勉強に置き換えても良いです)をしている時に、どうやったら楽しくなるか、ワクワクするか、などの思考に転換する事”によって、左の前頭部が活発に働き始めるそうです。

その楽しみやワクワクの気持ちが‟飽きる”という気持ちを喚起させないからです。

なぜでしょう?
では、中身を見て行きましょう!

「飽きっぽい」傾向は“心の健康”に良くない?

まず、この「飽きっぽい」とか「退屈しがち」
の様な思考の傾向を持つ事は、
実は精神的な健康にも良くない影響を与えている、
とこの研究は言っています。

「飽きっぽい」人は回避的行動(avoidance behavior)
を持つ特徴
があり、より「心配」や「落ち込みがち」な傾向に導かれる事が、過去の研究からも明らかになっています。

これが仕事や学業上で表面化した場合、
「あの人はパフォーマンスが悪い」
などというマイナス評価を受けてしまう事も度々あり、
それが「心配」「落ち込みがち」な傾向を生み出してしまう事も指摘しています。


この様な理由で「飽きっぽい」人は、
社会的にネガティブなインパクトを受け易く、
それが精神の健康に影響を及ぼす、としています。


逆に「飽きっぽくない」人の特徴として挙げられたのは
接近行動(approach behavior)で、
自分が対処を必要とする対象物(人や状況など)
に自分から近づいて解決を試みる手法を取る人が多いそうです。

「飽きっぽさ」へのコーピング法を見出すーこの実験は何を目的にしたのか?ー

この実験も目的は

「最終的に精神的な不健康を招きかねない『飽きっぽさ』にどう効果的に対処するか、について一助になる事」

と研究者は言っています。

この研究では、被験者に‟超たいくつ”なタスクを
パソコンのデスクトップ上で平均10分くらいしてもらい、平常時とタスク実施時の脳波を比較して結果を報告しています。

研究者がこの脳波で着目したのは「脳の前頭部」です。
この脳の前頭部において、右と左とでは対照的な働きをする事が判っていますが、詳しい説明はここでは省略します。

この実験で研究者は2つの仮説を立てました。

1)「飽きっぽい」人とそうでない人では、
  平常時(タスクを与えられていない状態)か右と左の前脳部に違いがある。

2)タスク終了後「退屈だった」と思った人と
  そうでない人では、右と左の前脳部に違いがある。

「飽きっぽい人」と「飽きっぽくない人」は普段から違う?

「飽きることなく継続して何か出来る人は、もともとの‟構造”、―このサイトでは‟hard-wiring=配線”と表現しています―に違いがあるからでしょ」と思いたくもなります。研究者が最初に立てた仮設の1)ですね。

では、この実験で集められた「飽きっぽい」被験者と「飽きっぽくない」被験者の平常時の脳波に違いはあったのでしょうか?

結論から言うと、
この研究結果の面白いところでもありますが、
仮説1)が否定されたところです。

被験者は全員‟超たいくつ”なタスクを始める前に脳波を測定しました。ところが、全員の左右の脳波のパターンには大きな違いは見つからなかったのです。

その上で、仮設2)が肯定されたところにこの「飽きっぽさ」へ効果的に対処する方法のカギが隠されています。

この‟超たいくつ”なタスクをした被験者の中で
決定的な違いがあったのが、
このタスクを「退屈だった」と感じた人は右の前脳部が活発に反応し、「退屈に感じなかった」被験者では、左前脳部が活発化している事がEEG(脳波)から判りました。


「退屈でなかった」と感じた被験者は、
この‟超たいくつ”なタスク中、
常に「この単純な作業を何とか面白くする方法はないかな」とか「このゲームに自分で法則を作ってみた」などと考えながら実施していたため、それを司る左前脳部が活発に働いたのだろう、と研究者は説明しています。


それに対し、「退屈だった」と感じた被験者では右前脳部が活発に働きました。その理由は被験中に‟心配”などのネガティブな思考を体験していたからだそうです。

「飽きっぽい」人もそうでない人も、同じ‟配線”を持っている

この研究で研究代表者のサミー氏はこう提案しています。

We found that the people who are good at coping with boredom in everyday life, based on the surveys, shifted more toward the left. Those that don’t cope as well in everyday life shifted more right.

日常で「飽きっぽさ・退屈さ」に対処する事が上手な人は、この研究によると、左側(の脳の働き)を利用しています。それが出来ない人は、より右側(の脳の働き)に偏っているようです。-Sammy Perone

まとめ

最後に私個人の視点からまとめてみます。

英語やその他成果の達成を目指す人は、
継続できるかどうかに影響する「飽きっぽさ」を感じたら、「あ、今私は右側の脳を使っているから、左側の脳が働くようにスイッチを切り替えよう」と意識的に自分に言い聞かせてみる工夫を取り入れる事です。

「面白くするためにどう工夫したらいいかな?」
「英語力の点数化を定期的に取り入れようかな。」など、続ける事が‟楽しみ”になるような
思考のベクトルを作ってみる事も良いかもしれませんね。

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