【国際問題を英語で語ろう!①】「少子高齢化」は英語で何と言うの?

grandpa and baby
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みなさん、こんにちは!

大学院などで勉強している人や、外資などで働く人、もちろん英語を勉強する全ての人達にとって大切な視点。

それは「社会問題に関心を持つ」と言うことだと、私は思っています。

詳しく知っていなくても、関心を持って生活しているか、ということが普段の会話の議論に何気に試される場面に多々出会います。

特に、日本の社会問題は世界でもネガティブキャンペーンによって歪められていることは、悲しいことではありますが、事実です。

そうした場面で、日本を変に卑下することもなく、真実を伝えるのは私達の役目だと思っています。

と言うことで、社会問題として取り上げられるキーワードを勉強するシリーズを始めることにしました!

シリーズ第1回目のトピックとして選ばれたワードは

ズバリ「少子高齢化」です!

この少子高齢化と関連ワードをまとめて勉強して行きましょう!

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「少子高齢化」を英語で表現すると?

・Declining birthrate and aging population
・Low birthrate and aging society

 

それでは、「少子」と「高齢化」を分けて英語表現を見てみましょう。

少子化を英語表現する

少子化:
declining birthrate=減少しつつある出生率
low birthrate=低い出生率

 

議論の核は「出生率:birthrate」です。

少子化は、「出生率が減少している現象」として英語で表現をします。

declineは「減る」という意味の動詞。

これを名詞化してdeclining birthrate=「減少している出生率」

と表現するのが一般的です。

他には、low「低い」という英単語を使用して、low birthrate=「低い出生率」

と表現することも出来ます。

日本は、少子化が30年前からdeclining birthrateの状態で、それが固定してしまっているので「low birthrate」と表現しても良いと思います。

使い分けるコツは少子化が「進みつつある状態」か、「進んでしまっている状態」かによります。

高齢化を英語表現する

高齢化:
aging population=高齢化人口(高齢化した集団)
aging society=高齢化社会

 

議論の核は「高齢化:aging」です。

「高齢化した:aged」に関してですが、agedという「年を取った、高齢の」と言う意味の形容詞を使うか年をとる、高齢化」を示す名詞であるagingを使うかの違いです。

また、Population=人口、集団(一定数の人の塊)を使うかSociety=社会を使うかですが、高齢化社会を表現したい時は、population とsociety のどちらの単語を組み合わせてもそれ程大差はありません。

議論や文脈の中で、population とsocietyのどちらがフィットするかで使い分けましょう。

気をつけたいのは、elderlyという単語です。

日本人としては「高齢の、年配の、老人の」を意味するelderlyに馴染みがあると思います。

間違いではないですので伝わりますが、aging「高齢化しつつある」を使うことが一般的です。

その他には、「a society of seniors」という言い方もありますが、より一般化された「高齢化」を表現する場合は、aging society やaging populationが使われます。

人口動態に関連するその他のキーワード

ここで、私が修士中の課題で提出した宿題から一部を紹介します。
恥ずかしいですが(^^;)

The rapid aging of society
急速に進む高齢化社会

Our urgent issue that we are facing is shrinking population with low birthrate and longer life expectancy. The aging population in 2060 is estimated upward 38.1% (28.1% in 2018) with decline productive population to 51.6% (59.7% in 2019).

我々が直面している喫緊の問題は低出生率と長くなる平均寿命による人口縮小である。2060年の高齢化人口は全体の38.1%(2018年は28.1%)と推計されてる中で、生産人口は51.6%(2019年は59.7%)まで減少するとされている。

多国籍であったクラスで私達に与えられた課題は「出身国の健康問題とそれに対する国の政策についてまとめなさい」でしたので、私は「少子高齢化問題」を取り上げました。

このレポートで、私は日本の少子化を「Low birthrate」と書いていますね。

これは、日本の少子化は30年前から始まっている背景を踏まえてのことです。

後、日本は極めて低い死亡率を誇ります。

これは平均寿命が長いだけでなく、どの世代においても一般的に死亡する人が少ないことがあります。

この様に、少子高齢化を含め、人口動態に関する社会問題を議論する時に、一緒に覚えておくと良い英語表現は以下をお勧めです。

life expectancy:平均寿命
productive population:生産年齢人口
※productive-aged populationと表現しても同じ

 

その他、人口動態で議論になる点を以下に挙げておきます。

特に、国際保健や国際協力などの分野に関心のある方は必須知識です。

Perinatal Mortality (PNM) :周産期死亡率
Neonatal Mortality Rate:新生児死亡率
Infant Mortality Rate(IMR): 乳幼児死亡率
Under-5 Mortality Rate(U5MR):5歳未満児死亡率
Maternal Mortality Rate(MMR):妊産婦死亡率

 

開発途上国では、これら出生時での母子や小さな子供の死亡率が高く、平均寿命も短いのが特徴です。

Population pyramid/demographic pyramid:人口ピラミッド

人口ピラミッドは、年齢階層別の人口を示したグラフです。

人口動態を表現する時に、4つのタイプを覚えておくと分かり易いので表にまとめてみました。

Contractive=縮小型=つぼ型を取る人口ピラミッドは、成長より衰退を意味する最終段階の人口動態を示します。

大切なことは死亡率の低下と出生率の保持の両立で、そうするとExpansive=拡張型の状態を維持できます。

少なくとも先進諸国は少子高齢化問題に直面しており、アジアでは、タイがステージ3からステージ4に入りつつあります。

ですので、タイ政府は次の10年で何とか少子化を食い止め、Expansive状態を回復しようと急ピッチで取り組んでいます。

日本は30年も前からこの問題への対応が必要なことが分かっていたにも関わらず、一体何をして来ているのでしょうか?

出典:
Population Pyramids
高校生の苦手Q&A

まとめ

夫婦同姓は家族制度を守ります

今回は「少子高齢化:Declining/low birthrate and aging population/society」について、関連キーワードと併せて勉強しました。

人口動態を理解していれば、より適切な表現を選択できる事も理解していただけると嬉しいです。

少子化が始まった状態:Declining birthrate
少子化が固定した状態:Low birthrate
高齢化(社会):Aging population/society

 

日本の少子高齢化への対応は、世界でも注目の的です。

私達自身の問題として、最低限の知識と「どうしたらいいのか」という意見を持っていることは大切かもしれませんね。

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